一般社団法人木文研 木製彫刻文化財保存修復研究所

木文研(キブンケン)では木製彫刻文化財の保存修復保護活動及び調査研究を行っています

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木文研について

木材はその耐久性と加工性の良さから、先史時代より世界中で様々な用途に使用されてきました。
良質な木材となる樹木が多く自生していた日本でも、建築物や生活用品などの主要な材料として使用され今日に至ります。
6世紀に日本にもたらされた仏教においても、多くの仏像が木材で造像されています。
木文研(キブンケン)では、日本の仏像彫刻を中心とした、木製彫刻文化財の保存修復保護活動及び関係する様々な調査研究をおこなっています。
 
文化財とは、人々の生活、信仰、芸術、産業、政治、経済、流通といった様々な文化的諸活動の蓄積による結晶体であり、人類の叡智が凝縮された存在だと我々は考えています。
それらの文化財を伝えてきた人々の想いと文化財を守る意義について再認識することで、現在に生きる我々の糧を見い出し、適切な方法で未来に伝承していくお手伝いが出来ればと思っています。

理念と活動

①文化財の検証と保存修復活動

今を生きる私達は、現代まで受け継がれた文化財を次世代へ伝承するために、その文化財の背景を深く知り、伝承する意義を把握し、より適切な方法で保存していく必要があります。
当研究所では、修復の依頼をいただいた対象について歴史学・美術史学・民俗学・郷土史学・宗教史学といった人文科学的な視点で調査及び考察します。
その際、必要に応じて顔料分析・樹種同定分析・年代測定・透過X線撮影などの自然科学的検証をおこないます。
それらの結果を踏まえ、更に対象物の保存環境など多様な角度から考察した上で、最適な保存修復方法や材料を選定し、保存修復処置の実践をおこなっています。


 ◯ 木製文化財の保存修復
 ◯ 木製文化財の調査
 ◯ 大学・研究機関との共同研究における科学的検証
 ◯ 学術的根拠に基づく復元制作 など
 

②地域文化財の総合的な保護活動

文化の展開とともに生み出された様々な文化財は、全国の各地域に存在しています。
地域のアイデンティティーともいえる文化財ですが、日本では一部の文化財を国や県市町村の文化財指定にすることで保護しているものの、その他大半は調査されることもなく、地域に埋没しているのが現状です。
当研究所では、地域文化の結晶体である未指定の文化財を総合的に調査し、その保護活動に取り組んでいます。

その活動は調査研究に留まらず、地域の文化や歴史を踏まえた文化財価値の総合的な考察、地域で文化財を保護していくための臨床的な応急的保存修復処置や保存環境整備を目的とした清掃活動などを実践し、地域の方々と一緒に文化財を保護していくための様々な取り組みを行っています。
またその成果は、展覧会や講演会の開催などを通じて地域の方々に還元することで地域文化を次世代に伝え、地域の再生や新たな文化の創出へと繋ぐ活動を目指します。


 ◯ 地域の仏像文化財悉皆調査
 ◯ 地域での保存環境整備を目的としたIPM活動
 ◯ 文化財の現地公開修復
 ◯ 展覧会や講演会の開催 など
 

③海外における文化財保存修復活動

文化の独自性は、往々にして他との比較によって認識されます。
それは地域と地域、地方と地方の比較によって無論得られるものですが、視点を国と国の比較にまで広げることで、より客観的にその風土や民族、歴史、宗教、政治など様々な背景に起因した文化の独自性が見えるようになります。
当研究所では、常に学び吸収する姿勢を大切に、木製彫刻を中心とした海外の文化財保存修復現場における理念や方針、技法や材料等の差異について比較検証し、より適した文化財保存の在り方について追求し続けます。


 ◯ 木製文化財の修復
 ◯ 木製文化財の調査
 ◯ 大学・研究機関との共同研究
 ◯ 文化財保存修復の教育指導 など


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